「この国のかたち」を考える
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人に人柄があるように,国にも国柄がある。日本という国の「国柄」や「自己イメージ」について,日本人はこれまでどのように考えてきたか。憲法学,政治学,歴史学,社会学等,さまざまな分野の専門家が,憲法実践,戦争の記憶,戦後思想,テレビ広告,対米観などを手がかりに論じ,憲法とは,国家とは何かを考えるための素材を提供する・東京大学で行われた学術俯瞰講義から生まれたユニークな本。
[目次]
1 日本の思想と憲法―皇室制度をめぐって(苅部直)
2 戦争の記憶と国家の位置づけ(加藤陽子)
3 憲法は変えることができるか(葛西康徳)
4 広告化する戦後と自己像の再定義(吉見俊哉)
5 憲法の運用と「この国のかたち」(宍戸常寿)
6 戦後の平和思想と憲法(苅部直)
7 憲法学から見た国家―「この国」を守るとは、何を意味するか(長谷部恭男)