「自白」はつくられる
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「心理学者」である著者がはじめて「事件」に出会ったのは、今から40年前、知的障害児施設で溺死体が発見された甲山事件の裁判でのことであった。その後も帝銀事件、名張毒ぶどう酒事件、袴田事件と、様々な「事件」と出会うが、その「事件」たちが簡単には終わらない――。冤罪主張の事件において「心理学者」という名目で、主としてその自白の供述鑑定を行ってきた著者が、被疑者の「渦中の視点」からその自白の意味を読み解く途を探る。
[目次]
序 章 終わらない「事件」たちとの出会いから
第Ⅰ部 「事件」を語ることばの世界
第1章 「事件」に迫る心理学を模索して
第2章 語りの臨場モデル
第Ⅱ部 「自白」の謎に出会う
第3章 冤罪事件の最大の暗部である虚偽自白
第4章 犯人を演じる──「賢いハンス」現象
第Ⅲ部 虚偽自白の罠を解く
第5章 虚偽自白の根にある対話
第6章 自白的関係に抱き込まれた語り
第7章 もう一つの虚偽自白──真犯人もまた虚偽の自白に落ちる
第Ⅳ部 「事実認定学」のために
第8章 日本型「精密司法」の悪弊
第9章 冤罪事件に終わりはない
おわりに

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