なぜ学校での体罰はなくならないのか
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学校教育現場では、大阪市立桜宮高等学校の事件にみられるように、禁止されていることを知っていて体罰を行使している。教員たちは、なぜ「愛のむち」「スキンシップ」等といった「法的に許容される体罰行為」が存在しうると考えてしまうのか。本書では、学校現場での暴力性を応用倫理学的アプローチ(教育倫理学的アプローチ)によって検証し、学校教育法第11条但書(体罰の禁止)の意味と意義を再確認する。体罰論をめぐる教育論と法理論の接点を求めるべく、「体罰概念の混乱」を克服、「体罰概念」を明確にする。
[目次]
序 章 なぜ体罰はなくならないのか
第Ⅰ部 体罰の実態の概観
第1章 日本の体罰の実態
第2章 法概念としての体罰
第3章 体罰禁止の理念──日本型と英米型の比較
第4章 日本の体罰論をめぐる問題点と課題
第Ⅱ部 体罰概念の明確化と混乱の克服
第5章 教育倫理学的アプローチの意義と方法
第6章 「体罰概念の混乱」の克服Ⅰ
─古典的な教育論・教育学に学ぶ:エラスムスの教育論から
第7章 「体罰概念の混乱」の克服Ⅱ
─古典的な教育論・教育学に学ぶ:ルソーの教育論『エミール』から
第8章 「体罰概念の混乱」の克服Ⅲ
──古典的な教育論・教育学に学ぶ:カントの教育学から
第9章 教育の倫理的態度の追求と「体罰概念の混乱」の克服
第10章 教育倫理学的アプローチによる体罰概念の構築
第11章 体罰が容認されない学校に向けて
結 語
あとがき
引用文献一覧
参考文献一覧

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