義務付け訴訟の機能
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市民・行政・司法の協働をもたらす、よりよき行政訴訟のために
平成16年行訴法改正で創設された「義務付け訴訟」が果たすべき役割とは何かーー本書は、改正後の裁判例・実務運用の展開を丹念に跡付けることにより、義務付け訴訟の機能が、「判決後の円滑な行政過程の遂行を実現するための方向付け」にあるということを論証します。このように、義務付け訴訟を「嚮導」機能の観点から捉え直すことで、行政訴訟が、よりよい社会を築いていくための市民・行政・司法の「協働」をも促してゆく可能性を見出し、さらに、それがもたらす法・政策の関係の地殻変動をも示唆します。行政訴訟のポテンシャルを大胆に切りひらく、注目すべき研究書。
(出版社情報)