地方自治と脱原発
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3・11の福島原発で未曾有の大事故発生から間もなく5年。過酷な現場と収束が全く見えぬ状況の中で、安倍政権と電力会社は何事もなかったかのように原発再稼働・原発輸出路線を推し進めている。
2014年12月までに日本では59基の原発が建造されたが、そのうち15基が若狭湾に集中する。大飯原発、高浜原発、敦賀原発、ふげん、もんじゅと文字どおり「原発銀座」である。
福井県出身で中学校まで敦賀で過ごした著者が、現地調査、資料収集、関係者からの聞き取りや討論に基づいて、「白い花咲く故郷」になぜ「原発銀座」ができたのか、実証的に明らかにする。そして、地方分権や自治体改革めぐる近年の動向を紹介し、そこからオルターナティブがでてくるのかを考察する。脱原発へ向けての貴重な報告である。
(出版社情報)