アメリカの排日運動と日米関係
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1924年のアメリカで、日本人移民の入国を全面的に禁止する「排日移民法」が成立した。発端は、日本が日露戦争に勝って間もない1906年、サンフランシスコで日本人学童を公立学校から締め出す決議が採択されたことだった。以来、日本人移民排斥をめぐる問題はサンフランシスコからカリフォルニア州、全米の問題へと拡大し、ついには良好だった日米関係を揺るがす事態になる。そのとき州政府や連邦政府はどう動いたか?日本政府はどう反応したか?法案成立を決定づけたのは、従来の定説通り、日本大使からの抗議書簡中の「重大なる結果」という語句だったのか―?日米の膨大な史資料をもとに丹念に経緯をたどり、排日移民法が成立した真相、移民問題が日米関係に与えた影響を読み解く。
(出版社情報)