戦争と性暴力の比較史へ向けて
¥ 3,190 税込
- 商品コード
- 1159753
関連カテゴリ
実店舗在庫
読込中...
戦争における性暴力を当然視・許容する語りに抗しつつ,また,生存戦略として行使される女性のエイジェンシー(行為主体性)を否定せずに,戦争と性暴力を問題化することはいかに可能か。性暴力当事者間の関係性のグラデーション(敵味方/同盟国/占領地/植民地,強姦/売買春/取引/恋愛/結婚)に注目し,さまざまな時代背景のなかでどのような加害・被害の語りが社会的に許容されるか,また,時期によって語りと聞き取りがいかに変遷するかを,さまざまな事例を比較して分析する。