教師の責任と教職倫理

教師の責任と教職倫理

¥ 6,050 税込

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1282091
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発行日
2018/07/30

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東日本大震災での被災をめぐる経験、「いじめ」問題等を通して、学校で「子どもの命と安全」を守る教師の責任が改めて問われている。子ども・親の持つ教師への期待を、今日の教師たちはどのように認知し、それに対する責任意識を持っているのか。その実態について質問紙調査を通じて分析しつつ、教員文化の再構成の可能性を追究する。

[目次]
序 日本の教員文化の現在と「教師の責任と教職倫理」―本書のテーマと方法

第Ⅰ部 10地域教師調査の結果と、そこに見る10年前調査からの変化
第1章 「教師の責任と教職倫理」の文化論と社会過程論
    ─1994年と2011年の2つの被災事件から問われるもの
第2章 質問紙調査の課題と内容構成、対象と方法、結果概要
第3章 10年前調査からの変化のなかにみえること
第4章 教職アイデンティティの変化とその含意
第5章 学校職場と教師の意識・生活
第6章 教職観をめぐる時代的変化と、その今日的動向
第7章 教師のバーンアウトの変化と現代的要因連関
第8章 教師の期待認知・責任意識とその性格
第9章 教育改革施策の全国・各調査地域における取組み状況
第10章 教育信念をめぐる闘争─強権的注入 vs. 協調的発達支援
第11章 特別支援教育の取り組み状況の校種間比較
   ─教師の期待認知・責任意識の形成に着目して
第12章 闘争なき時代における教師の政治意識
第13章 訪問したD町とその2中学校に見る教育活動の特徴

第Ⅱ部 東日本大震災・被災地教師調査の結果分析
第14章 調査の目的、経過、対象と方法
第15章 質問紙調査の結果概要
第16章 被災地訪問とインタビュー調査(自由記入を含む)から
結び 経年比較にみる教員文化の変容と「教師の責任と教職倫理」に関する教員文化論的分析
おわりに─「日本の教員文化」研究30余年を振り返って:本書研究成果の位置と課題を考える