ノモス主権への法哲学
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ポピュリズムが広まり、行政国家化が深まり、象徴天皇制が再定義されつつある今、ノモス主権論があるべき道を指し示す。
2016年刊行の互盛央著『日本国民であるために――民主主義を考える四つの問い』(新潮選書)でも「日本国民であるために/日本人は「無責任」な国民なのか」のパートの論点とされた、いま注目の尾高朝雄のノモス主権論。政治の究極は力か理念かと問い、実力概念から責任概念へと改鋳された主権を提唱する尾高法哲学思想を理解するための主著三冊の合冊集成版(1200枚)。
安倍政権時代におけるノモス主権論のアクチュアリティを示し、ハンス・ケルゼン、カール・シュミットと尾高朝雄のノモス主権論の関係を論じる論文「ノモスとアジール」(藤崎剛人著)を附録。