裁判と人権〔改訂5版〕
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「被疑者」と「被告人」、「弁護士」と「弁護人」の違いは?
「身柄拘束」「不法残留」「不法就労」という言葉は正しい?
99%以上という有罪率の異常な高さの一因「人質司法」って?
「国民」をめぐる国籍法による憲法への「法の下剋上」とは?
「靖国訴訟」「水俣病関西訴訟」「在日参政権訴訟」の担当弁護士が、わたしたち一人ひとりの生命までも左右する、知ってるようで知らない法律の基礎から実情、意義、真髄、あるべき姿までを
具体的に説き明かす。
「第4版を発行してから五年たちました。この間、立憲主義の危機とも言える事態が進行しました。国論を二分する、特定秘密保護法(二〇一三)、戦争法(二〇一六)、共謀罪(二〇一七)を強行採決したことです。そして、刑事分野では、取調べの一部可視化は制定されたものの、それとのセットでいわゆる「司法取引」の制定など大きく刑事手続も改正されました。さらには労働分野の改正もありました。
本稿では、これらの状況を踏まえ、全般にわたって大きく修正を加えました。(略)最近の事件である受刑者選挙権訴訟、障害者選挙権訴訟、森友学園豊中国有地訴訟に差し替えました。」
(「はじめに[改訂第5版]」より)