裁判所は何を判断するか

裁判所は何を判断するか

¥ 3,960 税込

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1000204
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出版社
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ISBN
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発行日
2017/05/23

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いまの刑事裁判の問題点はどこにあるのか。裁判員制度を導入したことで,どのような変化が生じ,どのような課題が見えてきたか。事実認定・量刑のあり方,上訴,再審制度など,さまざまな角度から現行システムを問い直し,将来の改革を見据えた議論を展開する。

[目次]
Ⅰ 裁判の基本問題
 1 刑事事実認定の基本的あり方
 2 情況証拠による事実認定
 3 自白の任意性・信用性の判断
   ─裁判員裁判と取調べの録音・録画を中心に
 4 量刑の基本的考え方……原田國男

Ⅱ 裁判員裁判はどうあるべきか
 5 裁判員制度と手続二分
 6 裁判員制度の導入により刑事裁判はどう変わったか
 7 少年事件と裁判員制度
 8 裁判員裁判における「性犯罪の量刑」について
 9 裁判員裁判における評議の現状と課題
    ─裁判員と裁判官の実質的協働を実現するための提言

Ⅲ あるべき上訴・再審制度はどのようなものか
 10 裁判員制度の下における上訴審のあり方
 11 無罪判決に対する検察官上訴は許されるべきか
 12 再審制度の抱える諸問題
再審事件一覧表