越境犯罪の国際的規制
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近年越境犯罪の規制が強まるにつれ,私人の権利との軋轢が生じるようになった。本書は越境犯罪の捜査における国家の執行管轄権の限界と,国家間協力を定める合意の下での国家の権利義務の内実を実証し,越境犯罪の国際的規制の法的諸構成を明らかにする。
[目次]
序論 越境犯罪と国際法
序 章 越境犯罪の三分類
第1章 嘱託の意義と限界
第2章 一方的法執行を巡る国際紛争とその収斂
第3章 刑事共助における私人の地位を巡る学説状況
第1部 国際法が直接規律しない越境犯罪
第1章 競争法違反の罪
第2章 経済制裁法違反の罪
第3章 証券犯罪
第4章 租税犯罪
第2部 国内法に共通する越境犯罪
第1章 薬物犯罪と組織犯罪
第2章 外国公務員贈賄罪
第3部 国際法益を害する越境犯罪
第1章 テロ犯罪
第2章 資金洗浄罪・テロ資金供与罪
結語
(出版社情報)