働く人の健康状態の評価と就業措置・支援〔改訂2版〕
¥ 880 税込
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職務適性の評価と就業上の措置・支援に関する意見を述べることは、産業医以外には担当し得ない固有の職務です。本書では、産業医がそのような職務を適切に果たすために必要なポイントを、具体例や様式例、関連する法令などとともに、わかりやすく丁寧に詳解しています。すべての産業医とその協業者に、実務でフル活用していただきたい、実践的な内容を備えた一冊です。
第1章は総論として、産業保健活動全体の中での就業措置・支援の位置づけや就業措置・支援の基本、留意事項、法的根拠について述べています。
第2章では、就業措置・支援を行う代表的な場面を取り上げ、それぞれの場面ごと具体的な解説を行っています。
特にこの改訂2版では、第2章の補強に力を入れました。まず、それまで補足的に取り上げていた「ストレスチェック制度における面接指導」について大幅に加筆し、1つの独立した場面として詳解しました。加えて、がん患者の就業支援に特化していた項目を、「治療と職業生活の両立支援」として、がんに限らないさまざまな疾患の治療と仕事の両立支援に対応できる内容としました。これは平成28年2月に厚生労働省から公表された「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」を踏まえつつも、独自の視点で解説したものです。また、これに合わせて第1章の総論でも、両立支援を行う際に必要となる「合理的配慮」という視点について新たに触れています。
多様な人たちの多様な働き方を支援するため、今後ますます重要度を増していくと思われる産業医の役割を、力強くサポートする一冊となることを期待しています。
(出版社情報)