イングランド銀行の金融政策
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3世紀を超える歴史のなか、初めて迎えた外国人総裁マーク・カーニー氏のもと、イングランド銀行の政策運営はどう変わる!?
マネーサプライ・ターゲティングと為替ターゲティングの失敗を経て導入されたインフレーショ ン・ターゲティングや、中央銀行の独立性、1997年の銀行監督権限喪失(金融サービス機構= FSA 体制)を考察。
2006年5月に採用した新金融調節方式(完全後積み方式の準備預金制度)につき、近年の非伝統 的・非正統的な金融政策・調節と対比しつつ、その重要性と特異性、とりわけ量的緩和が不可能 な制度設計を検証。
2007年のノーザンロック危機によって危機モードに突入後、2009年から導入した量的緩和政策 について、日本銀行の金融政策と比較しながら概要・理由・効果・課題を詳説。
金融危機後の金融規制体系変更(FSA体制の解体)とBOEの機能強化、量的緩和政策の弊害(マ ネタイゼーション)や出口政策の方向性など、カーニー体制下の政策運営を概観し、今後を大胆 に予想する。
(出版社情報)