山口組と日本
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1915(大正4)年、港湾荷役(にやく)労働者の組織として神戸に誕生した山口組。有名な「菱形に山」の代紋(だいもん)は、この結成当時からのものである。
それから103年――最盛期には準構成員を含めて「4万人軍団」と評された日本最大・最強のヤクザ組織は、「山口組」「神戸山口組」「任侠(にんきょう)山口組」と三分裂するに至る。この間、三代目組長・田岡一雄(たおかかずお)による勢力拡大、大規模な内部抗争(山一(やまいち)抗争)、暴力団対策法と暴力団排除条例の施行など、組織の姿は時代とともに移ろってきた。
著者は山口組の足跡を丹念に辿(たど)り、戦前から戦中、戦後にわたる日本の“もうひとつの姿”を描き出す。
(出版社情報)