小さな死生学入門
¥ 1,320 税込
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高齢者の性問題から考える「小さな死」とは何か。
「小さな死」について、カトリックのシスター渡辺和子は日常生活で体験する「死へのリハーサル」と捉え、フランスの思想家ジョルジュ・バタイユはそれを「快楽の絶頂」と捉えた。渡辺とバタイユの「小さな死」論が「性」で交差することに着目し、タブーとしての見方が根強い高齢者の性問題の事例を通して「個別的人間存在の否定=小さな死」の存在を明らかにする本書は、超高齢社会のわが国に介護や福祉とは異なる、新しい社会問題をも示唆する一冊である。
(出版社HP抜粋)