戦中と戦後の間 1936-1957 新装版
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大学時代に書いた懸賞論文「政治学に於ける国家の概念」(1936年)から、「E・ハーバート・ノーマンを悼む」(1957年)までの論稿集。日中戦争、第二次世界大戦、戦後占領下へと激動の時代に、政治思想家の視点から応答する。戦中に、福沢諭吉における個人と国家の関係を再考した「福沢諭吉の儒教批判」「福沢に於ける秩序と人間」、終戦直後に、徳川時代の思想史に近代化を探ろうとした「近代的思惟」、レッド・パージなど「逆コース」下の政治状況を描く「恐怖の時代」など、全61篇。誇大な○○イズム、○○主義を排し、ナショナリズムと民主主義を考え抜いた、珠玉の批評。[初版1976年11月30日発行]
(出版社HP抜粋)