フクシマの医療人類学
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福島・浜通り。2011年3月の東日本震災と、その直後に起きた福島第一原子力発電所の事故によって、避難と転居を余儀なくされた多くの人々。本書は、彼らへの支援とフィールドワークを行った医師で医療人類学者辻内琢也と、その同僚たちによる記録である。辻内らは、事故直後から埼玉県に避難してきた人々とのかかわりを始め、まずは医療者、臨床家として心を配り、その後、長く続く裁判や補償問題にまで携わってきた。そのかたわら被災者のやりきれない気持ちと怒りと嘆きを受けとめ、多くのインタビューを行ってきている。医療人類学者は、この事故に何を見たのか。フクシマの過去、現在、未来をつづる。
(出版社情報)