「労働力」の成立と現代市民社会
¥ 9,350 税込
- 商品コード
- 1029123
関連カテゴリ
実店舗在庫
読込中...
社会の片隅に埋もれた出来事に光をあて、そこに隠された真実から「全体」を見渡すことを試みた労作。本書は市民社会における労働と人格の様相について、近代から現代の移行期を中心に、事例とそこから導き出された理論を展開する。具体的に第?部の理論編では、近代および西欧との比較において、現代の雇用契約制、市民社会、国民統合、民主主義をテーマに検討する。また第?部の事例編では、戦時期における労務動員の性格、終戦直後に起きた東宝争議、戦後占領期における中小炭坑の組夫と従業員を取り上げる。
このような社会の片隅に埋もれた出来事に光をあて、そこに隠された真実から「全体」を見渡すことを試み、独自の理論を構築した労作である。
(出版社情報)