言論の自由
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裁判員制度や通信放送の融合といった社会の制度変更は、メディアの取材・報道の自由にも大きな影響を与えている。インターネットの存在感が増し、新聞・テレビを基幹メディアと意識しない人々が増加しつつもある。表面上は一見、表現の自由が拡大しているように見えるものの、果たして実際はそうなのか。現代ジャーナリズムが抱える諸課題を整理、その実態と関連法の関わりをわかりやすく解説。今後のジャーナリズムと社会の在り方を問い直す。
[目次]
序 章 言論の自由のいま
第1章 なぜ「プレス」は特別なのか
第2章 再販制度の意味と意義
第3章 変貌する記者クラブ制度
第4章 国民投票法と表現の自由
第5章 裁判員法と表現の自由
第6章 大放送法と表現の自由
終 章 ポスト3・11の日本という国