独占禁止法の新たな地平
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「国際標準の競争法」に向けては、行為類型ごとの単一ルールの確立が残された課題となり、「国際標準の競争法制」に向けては、行政制裁金制度の導入と不公正な取引方法の解体、そして、日本固有の規制への純化が実現すべき立法政策上の最後の課題である。独占禁止法の今後の課題への処方箋を与える。
著者がライフワークとして、取り組み続けてきた「国際標準の競争法」そして「国際標準の競争法制」への足取りを記した書き下ろし論文集。
[目次]
第1章 国際標準の競争法制へ
第2章 行為類型ごとの単一ルールと単独行為規制および共同行為規制
第3章 日本固有の規制と不公正な取引方法の禁止
第4章 行政制裁金制度の導入と防御権の保障
第5章 日本音楽著作権協会事件と排除型私的独占
第6章 ブラウン管国際カルテル事件と域外適用
第7章 業務提携と司法試験経済法科目
第8章 『独占禁止法』の版を重ねて
第9章 一橋大学退官から70歳まで
第10章 もう1つのライフワーク―法律の高度専門職業人の養成

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