資本の専制 奴隷の叛逆
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安倍自公政権下のここ日本で誰もが知ることになったのは、今日の資本にとって民衆は「搾取し続けるために生かしておくべき“労働者”」であることをやめ「死ぬまで収奪し尽くすべき“奴隷”」になったという事実だ。
本書の各論者が、ギリシャとスペインを軸に現代ヨーロッパの「物質的構成」について展開する分析で「金融独裁」「植民地主義」「内戦」「カタストロフ」といった言葉で語るのもまた、資本による民衆のこの奴隷化にほかならない。メトロポルの奴隷たちはいかに叛逆するのか。いかにして彼らは攻勢に転じ「制度」を奪還するのか。21世紀のコミュニズムは“自己組織化するアンダークラス”とともに到来するだろう。
(出版社情報)