昭和・平成精神史

昭和・平成精神史

¥ 1,980 税込

商品コード
1417655
著者
-
出版社
-
ISBN
-
発行日
2019/08/10

関連カテゴリ

実店舗在庫

読込中...

ご注文数 
e-hon e-honで購入 
※外部サイトへ移動します。
※リンク先での商品購入について、弊社でのクレジット決済は出来ません。

毎年、戦後何年目かを数え、ことあらば戦後初をうたう。私たちは今なお「戦後」という時間のなかを生きている。便利で豊かで、息苦しさが募るばかりの「戦後」はいつ終わるのか。太宰治の絶望、ゴジラに仮託された不安、力道山が体現した矛盾、オウム真理教という破綻と癒えることのない東日本大震災の傷。急激な経済発展の裏側で切り捨てられた人びとの声に耳を傾け、敗戦で抱え込んだ矛盾を直視する時、はじめて「戦後」の外側が見えてくる。「戦後」に訣別するための、二つの時代に捧げる鎮魂歌。


[目次]
はじめに――人生は泳ぐのに、安全でも適切でもありません
第1章 「戦後」というパンドラの匣――太宰治からの問い
第2章 失われた言葉――東日本大震災と「否認」の共同体
第3章 謎めいた他者――ゴジラと力道山、回帰する亡霊たち
第4章 真理の王――オウム真理教と反復される天皇制
第5章 民主主義の死――シラケ世代と主体性論争、そして戦争のトラウマ
第6章 戦後の「超克」――沢田研二、その空虚な主体の可能性
おわりに――戦後社会という世界の外で
参考文献