崩れゆく文民統制
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24万人の自衛官を抱え今や世界有数の軍事力を持つ自衛隊に何が起こっているのか? 南スーダンPKO日報やイラク派遣日報の隠蔽問題、国会議員への自衛隊三佐の暴言問題で露呈したことは、防衛大臣が自衛隊制服組を全くコントロールできていない現実である。いまや日本の自衛隊への文民統制(シビリアンコントロール)は崩壊しつつある。
本書は、自衛隊の現段階、とりわけ自衛隊制服組による自衛隊背広組の「文官統制」破壊の歴史的経過を詳述、自衛隊制服組の右翼的思想の膨張を分析し、民主主義国家の脅威となっている現実を明らかにする。同時に、現行平和憲法を活かす方向性のなかで、自衛隊の文民統制、民主的統制をどのようにして実質化・現実化して行くかを提言する。
(出版社情報)