善意という暴力
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「不謹慎だ!」「間違っている!」「その人の身になってみろ!」――自分は「善いこと」をしていると思って発するこれらの言葉。しかしその正体は、自分と異なる意見を否定し、相手も自分と同じように感じるべきだという押しつけにほかならない。なぜ善意は暴走して人々の自由を抑圧するのか? 「許せない」「かわいそう」など、人々が「感情」で動く社会はなぜ危ないのか?
気鋭の政治社会学者が、現代の病理を社会システムと個人の心性(メンタリティ)の両面から鋭く分析し、変革のための方法と理念を提示する。
[目次]
第1章 善意が暴走する時代
第2章 「共感」という危険な感情
第3章 依存症と官僚制
第4章 承認欲求の行き着く果て
第5章 人はなぜ陰謀論にはまるのか
第6章 あなたが世界に変えられる前に
(出版社情報)