名前の哲学
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もっともありふれたものである名前は、西洋哲学の世界では長らくやっかいもの扱いされてきた。しかし、国民国家の形成と軌を一にして深化したユダヤ系の思想をひもとくと「名前の哲学」は、思いがけない生き生きとした姿を見せはじめる。言語ゲームや神の名前、命名行為をめぐる思考の先に死者さえも含めた他者との共生の可能性が開かれる。ヴィトゲンシュタイン、ローゼンツヴァイク、ベンヤミン―三人の思想を軸に描きだされる二一世紀の共同体論
[目次]
まえがき 名前――もっともありふれた不思議なもの
第1章 名前の哲学史――古代ギリシアから二〇世紀まで
第2章 生活形式――ヴィトゲンシュタイン
第3章 対話――ローゼンツヴァイク
第4章 純粋言語――ベンヤミン
終章 名前の哲学が教えること
注
書 誌
あとがき

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