エンペラー・ファイル
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「米国人は立憲君主をまったく理解していない」「君主は単にゴム印を押す存在ではない」(英外務省内部文書)戦後、GHQによって「象徴」とされた天皇のあり方について、立憲君主制の老舗の英国は、そんな表現で、日本の宮内庁に助言をしていた。そこで、昭和天皇はどう動いたのか――。
本書は、近年機密解除された英米の公文書を丹念に読み解き、奇しき縁で筆者にもたらされた昭和天皇側近のインタビューテープを繰り返し聞くことで得られた、まったく新しい「象徴」天皇の姿である。
[目次]
第1章 「真崎テープ」の中の昭和天皇
第2章 田中清玄がもたらした国際情報
第3章 天皇制を守った人たち
第4章 皇太子明仁の「ローマの休日」
第5章 天皇明仁「慰霊の旅」と「生前退位」
第6章 浩宮のオックスフォード留学
(出版社情報)