危険な人間の系譜

危険な人間の系譜

¥ 4,950 税込

商品コード
1493070
著者
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出版社
-
ISBN
-
発行日
2020/08/15

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社会から排除される〈危険な人間〉とはどのような人か。19世紀末から20世紀初頭、科学と法の交錯から保安処分と優生学を軸とする〈危険な人間〉をめぐる言説が花開いた。排除のための選別は科学の手に委ねられ、多くの一流の学者が犯罪対策と優生政策に関わった。生まれつきの犯罪者、変質者、社会敵対者、改善不能者、悪質遺伝者、性癖犯罪者、そしてサイコパス。21世紀の今、装いを新たに〈危険な人間〉が甦ろうとしている

[目次]
第1章 ロンブローゾと“生まれつきの犯罪者”
第2章 “変質”と人類の危機
第3章 科学の進歩と“社会敵対者”
第4章 “無害化”という名の排除
第5章 常習犯罪人法―一九三三年ドイツ
第6章 優生学―ユートピアから絶滅へ
第7章 障害者安楽死と精神医学者
第8章 戦前日本の優生政策と“悪質遺伝”
第9章 保安監置ルネッサンスと“性癖犯罪者”
第10章 サイコパシーと“危険な脳”