患者の意思決定権
¥ 3,080 税込
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患者はその身体の所有者といえるが、自己の身体に対して、いかなる治療行為を施すかということを意思決定する権利が、患者固有の権利として認められ、確立されていく過程を広い視野から綿密に解き明かした書である。法律家・医療関係者にとどまらず、広く一般市民(患者)にとっても必読の書といえる。
[目次]
第1章 アメリカにおけるインフォームド・コンセント法理の生成と展開
第2章 インフォームド・コンセントからインフォームド・ディシジョンへ
第3章 癌患者の意思決定権
第4章 信教上の理由に基づく意思決定権―エホバの証人の信者による輸血拒否事件
第5章 患者の意思決定権と医師の説明義務―乳房温存療法説明義務違反事件
第6章 病院における「カルテ開示」の法的問題点
第7章 病院における「診療情報提供」の法的課題
第8章 患者の意思決定権の確立へ
第9章 患者の権利確立への道