江戸幕府の感染症対策
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江戸時代にも、日本は感染症(天然痘・麻疹・インフルエンザ・コレラ)に苦しめられた。とりわけ、人口100万超の「過密都市」江戸は被害を最も受けやすかったが、都市崩壊のような事態には至らなかった。時の幕府が、医療政策と社会福祉政策に力を入れたからである。徳川吉宗、松平定信らは感染拡大にどう対処したのか? 当時の“持続化給付金"の財源と給付対象は? ワクチンはどのように普及したのか?
現代に通底するトピックを織り交ぜながら、江戸の町がいかにして危機を脱したかを解き明かす。
(出版社情報)