戦国北条家の判子行政
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禄(財産)と寿(生命)、まさに穏やかなるべし―。
戦乱の世に「禄寿応穏」をスローガンに掲げ、 五代一〇〇年にわたり統治を実現した戦国北条家は、判子文化、納税や裁判の制度、公共工事など現代の統治システムの礎を築いた。
領国統治の仕組みから戦国大名国家と現代社会との継受性を明らかにする。
[目次]
はじめに―現代の統治システムの礎が築かれた戦国時代
第1章 納税通知書と判子文化の成立
第2章 目安制が開いた裁判制度
第3章 一律税率の設定と減税政策
第4章 徴税方法の変革
第5章 市場関与と現物納
第6章 「国家」への義務の誕生
第7章 公共工事の起源
おわりに―戦国大名と現代国家のつながり