量刑法の生成と展開

量刑法の生成と展開

¥ 7,150 税込

商品コード
1044176
著者
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出版社
-
ISBN
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発行日
2000/03/30

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本書は、量刑手続法序説(量刑法研究第一巻、一九七五年)に次ぐものである。四半世紀もの時日を要した、「難産」の本書である。「刑法学は、量刑問題に関する限り『うまずめ』である」(一九六三年、佐伯千仭博士)「刑法を法律学におけるシンデレラとすれば、量刑法はその『非嫡出子』である」(一九六九年、N・ウォーカー教授)日英の両泰斗の「嘆き」から三十有余年、この間におけるイギリスの量刑法の進展にはめざましいものがある。著者は、一九八六年四月から一九八七年三月まで、ケンブリッジにおいて主として量刑法の研究に従事する機会に恵まれたのであるが、その間、イギリス量刑法の成長ぶりに膚で接し、そこに「成人」あるいは「壮年」の姿をみる思いを深くしたのである。対するに、わが国の状況はどうであろうか。彼我の開きは否むべくもないのではなかろうか。とすれば、われわれがイギリスに学ぶべきものは何かが問題となるであろう。このような問題意識から産み出されたのが本書の各編である。
(出版社情報)