愚直な検事魂
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検事生活32年。さまざまな事件や案件を手がけてきた元東京地検特捜部長・井内顯策。
「するべきことを愚直に泥臭くする。検事にスマートさは要らない」、これが検事の実像であると著者は説く。労をいとわず、ときには無駄と思えるようなことでも「念のためにする」という姿勢が大事、ともいう。特捜部の捜査の実態は、いかに端緒を得るかから始まり、もがき、あがき、苦しみを積み重ねながらどうにか真相(らしきもの)を解明すること。思い出に残る事件を振り返りながら、先ごろ改正・公布の「刑事訴訟法」が適用されたリニア中央新幹線の建設工事をめぐる談合事件、カルロス・ゴーン日産自動車前会長による背任事件、秋元衆議院議員らによるIR汚職、河井案里参議院議員、克行衆議院議員の公職選挙法違反疑惑、黒川東京高検検事長の定年延長問題にも、特捜部長OBとして私見を述べている。
(出版社情報)