「アウトロー超大国」アメリカの迷走
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コロナ禍、失業、貧富の格差の拡大に人種差別反対運動とそれに対する右派の銃などによる威嚇など、アメリカは分解の危機にある。英語の副題をRoaring 2020’sとしたいくらいだ。1920年代を「狂騒の20年代」と呼ぶが、第一次世界大戦参戦、婦人参政権の憲法修正がなると共に、禁酒法という西側先進国ではあり得ない憲法修正も行われた。最後には大恐慌が起こり、失業者は続出。それから第二次世界大戦の道をアメリカは歩んでいった。
本書では大統領選挙の勝ち負けをテーマにはしない。建国以来の現代に適合しないアメリカ憲法の持つ矛盾とそれを支える北米大陸に生まれた「辺境の民主主義」を描く。また、その根底にある原理主義的なキリスト教と銃社会がどのように、現在と近未来のアメリカに影響を与えているのかを描いている。
(出版社情報)