金融・商事判例 No.1608 2021年2月1日号

金融・商事判例 No.1608 2021年2月1日号

¥ 792 税込

商品コード
1543926
著者
-
出版社
-
ISBN
-
発行日
2021/02/01

関連カテゴリ

実店舗在庫

読込中...

e-hon e-honで購入 
※外部サイトへ移動します。
※リンク先での商品購入について、弊社でのクレジット決済は出来ません。

[最高裁判例速報]
◉1 交通事故の被害者が後遺障害による逸失利益について定期金による賠償を求めている場合に、同逸失利益は定期金による賠償の対象となるか
 2 交通事故に起因する後遺障害による逸失利益につき定期金による賠償を命ずるに当たり被害者の死亡時を定期金による賠償の終期とすることの要否
 3 交通事故の被害者が後遺障害による逸失利益について定期金による賠償を求めている場合に、同逸失利益が定期金による賠償の対象となるとされた事例
(最一判令和2・7・9)
[重要判例紹介]
◉1 著作権法19条1項の「著作物の公衆への提供若しくは提示」は、同法21条から27条までに
   規定する権利に係る著作物の利用によることを要するか
 2 インターネット上の情報ネットワークにおいてされた他人の著作物である写真の画像の掲載を含む投稿により、上記画像が、著作者名の表示の付された部分が切除された形で上記投稿に係るウェブページの閲覧者の端末に表示された場合に、上記閲覧者が当該表示された画像をクリックすれば、上記著作者名の表示がある元の画像を見ることができるとしても、上記投稿をした者が著作者名を表示したことにはならないとされた事例
 3 特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律4条1項に基づく発信者情報の開示請求をする者が、インターネット上の情報ネットワークにおいてされた同人の著作物である写真の画像の掲載を含む投稿により、上記写真に係る氏名表示権を侵害された場合に、上記投稿をした者が、同項の「侵害情報の発信者」に該当し、かつ、同項1号の「侵害情報の流通によって」上記開示請求をする者の権利を侵害したものといえるとされた事例
(最三判令和2・7・21)
◎少数株主による株主総会招集が許可されなかった事例
(東京高決令和2・11・10)