逐条 国籍法

逐条 国籍法

¥ 14,300 税込

商品コード
1560007
著者
-
出版社
-
ISBN
-
発行日
2021/04/06

関連カテゴリ

実店舗在庫

読込中...

ご注文数 
e-hon e-honで購入 
※外部サイトへ移動します。
※リンク先での商品購入について、弊社でのクレジット決済は出来ません。

● 国際化の進展による日本社会の変化に伴い、国籍に関する問題が多様化、複雑化するなか、国際私法学の第一人者として著名な著者が、国内的、国際的な動向を踏まえて体系的に書き下ろした分かり易い逐条解説。

● 国籍の機能を国際法上の機能と国内法上の機能に分け、後者を外国人法上の機能と国際私法上の機能に分け、近時の議論に焦点を合わせて詳細に叙述。

● 出生による国籍取得の先決問題となる親子関係の存否の決定基準を2020年12月11日に公布された生殖補助医療民法特例法や特例法公布から2年以内に解決策を示すことが予定されている代理懐胎により出生した子をめぐる問題を含めて詳細に論述。

● わが国の8件目の違憲判決である最高裁平成20年6月4日大法廷判決を詳細に紹介、分析。この判決との関係で改正された国籍法3条1項とともに、20条の罰則規定などを含めて関連規定を詳細に解説。

● 帰化の法的性質に関する契約説と単独行為説の対立をドイツにおける議論を参考に整理するとともに、帰化を国家の行政行為とみるとしても、双方的行政行為論により帰化申請者の意思表示を重要な要件として位置づけるべきことを主張。

● 国籍の喪失に関する訴訟が増加していることを明らかにするとともに、とりわけ8名の外国在住の原告から国籍法11条1項を違憲とする憲法訴訟として争われ、マスコミなどでも注目された事例に関する東京地裁令和3年1月21日判決などを紹介、その問題点を考察。