ある北朝鮮テロリストの生と死
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一九八三年、ミャンマー訪問中の全斗煥韓国大統領の暗殺をもくろみ、合計二一名の死者を出した「ラングーン事件」が発生する。本書はその実行犯である北朝鮮テロリスト、カンミンチョルの証言を記録し、周辺資料も丹念に拾い集めながら、事件の全貌と南北関係の矛盾に迫った第一級の歴史記録である。なぜ北朝鮮は過激なテロ行為に走るのか。北朝鮮特殊工作部隊の実態とはいかなるものなのか。そして、凄惨なテロはどのようにして起こったのか?数々の謎を解き明カす、衝撃のノンフィクション。
[目次]
プロローグ ビルマの聖地アウンサン廟で何が起きたか
第一章 南北分断の悲劇
第二章 光州民主化運動とラングーン事件
第三章 「菊花作戦」と全斗煥大統領のビルマ訪問
第四章 歴史的な場所、アウンサン廟の爆破事件
第五章 テロリストたちの運命
第六章 祖国に捨てられたテロリストたち
第七章 テロリスト、カン・ミンチョルの生と死
第八章 生と死の狭間で苦悩したカン・ミンチョル
エピローグ 忘れられたテロリストの死を哀悼して
訳者あとがき

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