再審制度の研究
¥ 2,200 税込
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再審制度について、戦後の学説を整理し、現在までの最高裁判例を客観的に分析することにより、再審請求審における審理手続(審判対象、事実の取調べ、証拠開示、即時抗告審の在り方等)及び実体要件(新鑑定の新規性・明白性等)の諸問題に取り組んだ労作。これら諸問題は、再審開始を目指す運動論とも絡み合い、得てして論者の立場を反映した立論となりがちであるが、本書は、立場の相違を超えた、理論的な解明を目指す。例えば、再審請求審において「疑わしきは被告人の利益に」の原則が適用されるのか否かをめぐる論争についても、この論争がいかなる意義を有したのかといった視点から冷静な分析を試みる。
(出版社情報)