米国刑事判例の動向Ⅴ
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米国憲法第8修正(残虐かつ異常な刑罰の禁止)に基づく、死刑の合憲性に関する最高裁判所の裁判例の解説。米国の死刑(量刑)法の原点である1970年代半ばの裁判例から以降、2014年度開廷期までの最新裁判例を扱う。量刑裁量、加重、減軽事由の範囲と衡量、VIS等の量刑事情、少年等に対する死刑、陪審構成と役割、説示、上訴、執行に関する憲法上の基準が論じられる。刑罰論、立法と裁判、裁判部門での裁判官と陪審員並びに公判と上訴間の役割分担、被害者関与の要求とのバランスなど、を理論的に検討し具体的な仕組みと方策を設計、運用する点で、同様の憲法と統治機構の下で死刑制度を有する日本に有益な比較法研究。
[目次]
1 量刑判断
2 加重事由
3 減軽事由
4 被告人の年齢、能力
5 陪審:構成と役割
6 説示
7 上訴
8 執行