平沼騏一郎

平沼騏一郎

¥ 990 税込

商品コード
1594565
著者
-
出版社
-
ISBN
-
発行日
2021/08/19

関連カテゴリ

実店舗在庫

読込中...

ご注文数 
e-hon e-honで購入 
※外部サイトへ移動します。
※リンク先での商品購入について、弊社でのクレジット決済は出来ません。

司法と行政の頂点を極めた唯一の政治家・平沼騏一郎。東大を首席で卒業後、能吏の聞こえ高く、大逆事件を処理し、検事総長、大審院長を歴任。政界進出を目論み右翼団体・国本社を組織する。軍人らの期待を集め、日中戦争下、首相に就任。日米開戦後は重臣、枢密院議長として和平派へ。機会主義と映る行動から右翼に銃撃され、自宅放火にも遭った。本書は、天皇崇拝の国家主義者、陰謀家、A級戦犯として断罪され続けた平沼の実像を描く

[目次]
第1章 苦学、東大首席卒業―国漢学と先端の法学の修養
第2章 司法省へ―転機となった司法官増俸要求事件
第3章 官僚としての手腕―欧州体験と司法制度改革
第4章 日糖事件・大逆事件の指揮―平沼閥の形成へ
第5章 検事総長時代―シーメンス事件と「中立」イメージ
第6章 政治権力を求めて―国本社の改組、政治勢力への接近
第7章 枢密院・国本社での躍動―陰謀家イメージの拡大
第8章 政権獲得をめざす―一九三〇年代初頭の平沼内閣運動
第9章 平沼内閣発足―枢密院議長から政権トップへ
第10章 太平洋戦争下の和平派、東京裁判での有罪