グローバル化のなかの宗教
¥ 2,090 税込
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上智大学大学院グローバル・スタディーズ科で2002年から2007年まで研究を積み重ねてきた「地域立脚型グローバル・スタディーズの構築(通称AGLOS)」プログラム(文部科学省「21世紀COEプログラム」として採択)の成果をまとめたものです。
本書では、特に宗教に焦点を当てて、地域に根差した立場からグローバル化を検証しています。
第1部「グローバル化とローカル化の狭間に生きる宗教」では、もっとも地域に近いところと人間性一般についての思考の間を往還するという人類学のダイナミズムを踏まえ、現代の宗教のあり方の一端を捉えています。
第2部「ボーダレス化/グローバル化により再生産される宗教」では、宗教と商品化あるいは観光、原理主義とポスト原理主義、ムスリムが少数派であるインドでのイスラーム原理主義、海外に移植された日本仏教といった、宗教をめぐるきわめて今日的なトピックを取り上げています。
(出版社情報)