スポーツ事故の法的責任と予防
¥ 2,640 税込
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繰り返されるスポーツ事故。
「スポーツには危険が内在する」という特殊性のもと処理されてきたが、近年、ルールの範囲内であっても法的責任を問われる事例が出てきている。
本書は、最近の国内外の判例・裁判例を詳細に分析。事故を防ぐ安全なプレー、安全指導の在り方を探る。
序論として、スポーツ事故に関する法理論や競技規則について、海外の動向も踏まえて考察。
さらに予防施策として、海外における事故調査の方法や、補償の在り方も紹介する。
[目次]
はじめに 本書のねらいと構成(阿部新治郎)
■第1部 事故予防における競技規則の機能と限界
第1章 スポーツ事故と法理論(入澤充)
第2章 事故予防における競技規則の機能と限界(望月浩一郎)
第3章 スポーツ事故と民事責任(棚村政行)
■第2部 判例分析
第4章 判例にみるスポーツ事故の原因と予防
-第1節 格闘技における事故(横山幸祐)
-第2節 サッカーゴールポスト負傷事故(中嶋翼)
-第3節 サッカー競技中ファウル負傷事故(松原範之)
-第4節 バドミントン競技中負傷事故(岡本大典)
-第5節 技量・経験・運動能力に応じた競技規則の修正と事故予防(多賀啓)
-第6節 ゴルフの競技者同士の事故(堀田裕二)
-第7節 市民地区運動会における事故(冨田英司)
-第8節 球技練習中における事故(飯田研吾)
-第9節 スキーヤー同士衝突事故(合田雄治郎)
-第10節 サーフィン中接触事故(飯島俊・三輪渉)
■第3部 スポーツ事故の予防と補償
第5章 スポーツ事故の予防と補償
-第1節 スポーツ事故の現状と保険の概要(相川大輔・中村周平)
-第2節 スポーツ事故対応の課題と海外の動向(川井圭司・中村周平)
-第3節 スポーツ事故の調査方法(水沢利栄)
おわりに スポーツ事故の予防に向けた今後の課題(阿部新治郎)