黒澤明の弁護士
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1975年に『デルス・ウザーラ』で長い間のスランプからようやく再起した黒澤明監督は80年代初めから本格的戦国物『乱』を作るために、日仏合作による契約交渉を始める。難航を極めたその仕事に携わったのが著者である。大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』から国際的合作映画の交渉を仕事にしてきた著者が日仏プロデューサーの間に入り、黒澤明の代理人として資金面などのタフな交渉に携わった経験をつぶさに描く。第二章は『七人の侍』再映画化権をめぐる黒澤プロと東宝の交渉の内幕、第三章は大島監督『戦場のクリスマス』での初仕事体験記。
黒澤プロの弁護士として近年まで多くの問題を担当した著者による回想記。異色の黒澤映画内幕記である。
(出版社情報)