信念体系としての国際法
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なぜ国際法に拘束力を感じるのか ― 国際法の新たな捉え方を映し出す
学者や裁判官等の国際法律家は、なぜ国際法に拘束力を感じるのか。それは拘束力を感じることについて、国際法の法源や解釈・責任等が「教義」として正当化の余地を与え、その環境下で国際法論議や他者の拘束感に触れるからである。こう論じる本書は、国際法学の新星による“International Law as a Belief System”(2018)の全訳である。論旨は訳者解説が敷衍し、訳者補遺がウクライナ危機に適用する。巻末に訳者による「解説」、「補遺」を付す。
(出版社情報)