総合政策学の方法論的展開
¥ 2,750 税込
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総合政策学の方法には様々な立場があり、社会事象の把握、政策の評価など、各分野で多様な研究手法が優劣なく併存している。こうした手法の精緻化、革新と創造は、「いかにリアリティに迫れるのか」という共通する一点に向かっている。本書では、魅力的な執筆陣が方法論に対する先端的取り組みを紹介する。
[目次]
座談会 総合政策学の方法をめぐって
第1章 実践知の学問の方法論(國領二郎)
第2章 新しい方法、新しい学問、そして、未来をつくる――創造実践学の創造(井庭崇)
第3章 数学と総合政策学(金沢篤)
第4章 フィールドワークの学と術(加藤文俊・諏訪正樹・石川初)
第5章 中立性神話――臨床から教育現場へ(森さち子)
第6章 分野横断型研究の方法論(篠原舟吾)
第7章 歴史社会学の方法論――社会科学に歴史は必要か(小熊英二)
第8章 「開かれたオーラルヒストリー」の実践と方法(清水唯一朗)
第9章 働くことを通じたウェルビーイングの推進――産業保健心理学にもとづく実証研究と実践活動(島津明人)
第10章 「よく生きる(ブエンビビール)」という理念を問い直す――先住民の言葉と視点から何を学ぶことができるか(藤田護)
「総合政策学の方法論」をもっとよく知るためのブックガイド