沖縄の引き延ばされた占領
¥ 7,700 税込
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沖縄の戦後を規定づけた「平和条約3条体制」の法的特徴はいかなるものであったか。また,その体制を可能たらしめたのは何か。本書は,法的な視座から,この体制の成立過程や合衆国・日本の政策決定の背景を分析し,今日に続く「沖縄問題」の淵源を探る。
[目次]
序論
第1部 他国/海外領域統治の法的枠組
第1章 国際法上の他国領土統治・管理の枠組
第2章 合衆国法上の領域統治・管理の枠組:「隠蔽された帝国」から「租借の帝国」へ
第1部のまとめ
第2部 合衆国による沖縄統治の法的基盤およびその展開
第3章 沖縄の戦時占領:本土「占領管理」との差異化
第4章 平和条約後へ
第5章 新たな「基本法」策定の試み
第6章 正常化:社会経済政策の「改善」と「民主化」
第3部 アメリカ世と日本
第7章 法的怪物としての平和条約3条:日本の受けとめ
終 章