外国人雇用の産業社会学
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「日本で働く」ということは,外国人にとってどんな意味をもつのか。そして日本企業はなぜ,どのように外国人を雇用しているのか。大企業と外国人社員との雇用関係に注目,その独特の関係がいかにして成り立ち,なぜミスマッチが起こるかを調査をもとに明らかにする。
[目次]
序 章 外国人雇用の現状と課題──ミクロとマクロをつなぐ社会学の視点
第1章 外国人雇用を産業社会学的に考察するために──組織研究と労働者研究の邂逅と相互行為論としての雇用関係
第2章 外国人を雇用する日本企業の矜持と葛藤──外国人雇用の2つの戦略的理解をめぐるセンスメイキングと正当性の付与
第3章 日本企業で働く専門的外国人のキャリア選択──居住先と就労先の選択をめぐる葛藤と正当化の論理
第4章 日本企業と外国人労働者の雇用関係はいかにして成り立つのか──産業社会学的考察の地平からみえる労使の「同床異夢」
終 章 雇用関係の分析がもたらす知とは──社会科学の「人間-社会」観の更新へ