キャンパスの戦争
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このキャンパスは戦場とつながっていた――。
目映い光に溢れる「理想的新学園」はやがて、アジア・太平洋戦争へと巻き込まれていく。青春を謳歌していた慶應義塾大学の予科生たちが学ぶモダンな校舎はいかにして兵士たちが行き交う空間となったのか。連合艦隊司令部地下壕で知られる日吉キャンパスの誕生より米軍からの返還までを描く「戦争とキャンパス」の昭和史。
慶應予科生たちは「戦争の時代」をどう生きたのか? 日吉台地下壕保存の会会長でもある、慶應義塾高校校長の著者が、戦争に翻弄された日吉開設から米軍による占領からの返還まで15年間の日吉キャンパスの校舎の記憶を掘り下げ、現在とのつながりを解き明かしていく。アジア・太平洋戦争と大学キャンパスの関係を辿る、大学史のみならず、戦争の時代に興味を持つ方必読の書。