国際秩序が揺らぐとき
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リベラルな国際秩序が、世界で重大な挑戦を受けつつある現代。
そもそも国際秩序とは如何なるものなのか、何がそれを揺り動かす要因となるのか。
9名の論者が改めて検討し、国際法・歴史・理論の観点から展望する。
[目次]
1 武力行使規制をめぐる国際法の発展
2 経済の安全保障化と国際通商秩序をいかに変容させるか
3 保健・衛生をめぐる国際法の変容
4 1960年代における「インド太平洋」地域秩序の模索
5 1970年代アジア太平洋地域における「正統中国」を賭けた戦い
6 海洋国家としてのフランス
7 大国間競争とASEAN中心制度
8 人権か、それとも主権か?
9 リベラル覇権秩序の正統性の劣化