地方自治の未来をひらく社会教育
¥ 2,530 税込
- 商品コード
- 1745275
関連カテゴリ
実店舗在庫
読込中...
住民の学習と自治を発展させる実践を紹介
地域づくり、ひとづくり、歴史を知る会、おしゃべり会、保育園、デイサービス、子育て広場、子ども食堂、フードパントリー等の運営、これらはすべて社会教育に関わる実践。社会教育は人びとの自発的な学びを支援することを通して、一人ひとりの可能性を開き、人生を豊かにするものである。本書では、各執筆者がそれぞれに力を入れている社会教育の取り組みを紹介するとともに、そのための適正な労働のあり方も考える。住民とともに自治をつくる姿がここにある。
[目次]
まえがき
序 章 地域・自治体づくりと社会教育労働
第Ⅰ部 地域に自治を育む社会教育労働
第1章 自治と協働の地域づくり
─住民も職員も学び育つ、飯田型公民館の取り組みから─
第2章 自治体職員が地域と向き合うということ
─指定管理をしている地区公民館との関わりから学んだこと─
第3章 コミュニティ担当者制度による職員の主体形成
第4章 阿智村全村博物館構想を実現する自治と協働の協会づくり
第Ⅱ部 NPM改革下の自治体と社会教育労働
第5章 住民の学びを基盤にした地域・自治体づくりと公務労働
第6章 専門職の葛藤と新たな一歩
第7章 奈良市生涯学習財団の経営と実践づくり
第8章 社会教育実践と社会教育主事の力量形成
第Ⅲ部 行政縮小下における行政づくりへの参加の力
第9章 自治が育つ学びと協働の歴史的形成
第10章 社会の転換期のなかで住民の学びをつくる公民館
第11章 公民館づくりをすすめる職員の学びと励まし合い
第12章 学びを基盤にした住民と職員と議会
終 章 転換期の地域自治と社会教育の課題
─本書から提起できること─